スーツの印象を支える“下地”としてのシャツ。
福岡・テーラーブレイズのオーダーシャツは首まわりや袖丈だけでなく、
アームホール、肩傾斜、手首、体型補正まで細かく整え、一人ひとりの身体に合わせてお仕立てします。
シャツを軽んじない!
スーツを美しく着るための、
いちばん近い一枚
先月末、オーダーシャツのフェアを開催したのですが、思いの外、反響が大きく喜んでいる福留です。
ご来店いただいたお客様ありがとうございました。
先日、お客様に当店のシャツを詳しく説明をしていましたら
『もっとブレイズさんのシャツの説明をすべきですよ!すごく良い話だし早く言ってよ、って思いましたもん。ブログにも書くべきですよ!』
と熱くご指摘をいただきまして、
それならば、と
今日は当店のオーダーシャツについて書きたいと思います。

当店では、スーツやジャケットを仕立てるお客様に、よくオーダーシャツをおすすめしています。
といっても、強くおすすめするというより
『できれば、シャツまで整えていただくといいですよ』
というくらいの言い方です。
でも、今回のお客様のご指摘で『シャツの重要さ』をもっとお伝えするべき、と気が付きました。
長年スーツ愛好家として生きてきまして、数百枚は着てきたであろう経験から得たシャツの重要さは、私にとって、あまりにも当然というか日常というか普通のことで、説明不足でした(反省)
改めまして、シャツの重要さ、また当店のシャツの何が良いのか?に、ついて説明させていただきますのでどうぞ最後までお付き合いください。
シャツは、スーツほど主張する服ではないです
ジャケットを着てしまえば、見えるのは襟元と袖口、胸元の少しだけ。
面積でいえば、ごくわずかです。
その為、スーツやジャケットを新調される際、ちょっとだけ疎かというか、予算もあることだし、シャツは何か手持ちのものでいいかな?
そう思われる方も多いアイテムかもしれません。
けれど、このシャツ、本当に大事なんです!
『スーツを着てると窮屈』
『長い時間着ているのは辛い』
そんな経験のある方、
スーツの前にもしかしたらシャツが体に合っていなかったり、着ているシャツがスーツに合っていないなど、その為に不快な着心地になっているのかもしれません。
スーツを着る際、シャツで重要なのは
襟元の収まり
袖口の見え方
腕の動かしやすさ
首まわりの自然さ
ジャケットの中での落ち着き
等々・・・
着ている本人の不自由のなさ、快適さ、ストレスフリーなベースがあってこそ、スーツやジャケットの着こなしを楽しめると思います。
計算して作られたシャツやスーツ、そして小物等の小さなディティール選択の積み重ねが着ている人の印象を作っていきます。
だからこそ、下地、ベースとも言える『シャツ』は軽んじない方が良い!と思うのです。
そこで当店のオーダーシャツ、本当にお勧めなのです。

シャツは、肌にいちばん近い服です
スーツやジャケットは、外から見える服です。
一方でシャツは、肌に直接触れる服です。
首に触れ、手首に触れ、肩に乗り、腕の動きについてくる。
一日着ていれば、その差は想像以上にはっきりと出ます。
首まわりが少し詰まる。
手首がきつい。
腕を上げると裾が引っ張られる。
肩のあたりに余分なシワが入る。
ジャケットの中で、どこかもたつく。
小さな違和感でも、毎日着る服では無視できません。
これらを解消して
首が苦しくない
手首が収まる
腕が回る
動いても、必要以上に崩れない
ジャケットから程よくカフスが覗く
ジャケットの中で、きちんと居場所がある
肌で感じる快適さ、
首や手首や腕の物理的な楽さや自由さ
それらが整っているから、結果として見た目も自然に整うのです。
スーツの下地としてのシャツ
スーツを体に合わせて仕立てる
ジャケットの肩を合わせる
胸まわりやウエスト、袖の収まりを整える
それはもちろん大切です。
しかし、その下に着るシャツが合っていなければ、せっかく仕立てたスーツの良さが十分に出ないことがあります。
たとえば、スーツのアームホールは体に合っている。
でも、シャツのアームホールが大きすぎる。
そうすると、ジャケットの中でシャツがもたついたり、腕を動かしたときに引っかかったりします。
そして首まわり、
スーツの襟元はきれいに作っていても、シャツの襟元が首に合っていなければ、どこか落ち着かない印象になります。
シャツは、スーツの“下地”です。
絵でいえば、下塗りのようなものかもしれません。
表からは大きく見えないけれど
そこが整っていないと、全体の仕上がりに影響する。
きちんとスーツを着こなしたいなら、ベースとなるシャツを整えることは、とても大切です。
福岡でオーダーシャツをお考えの方へ。
首と袖を合わせるだけでは、足りないことがあります
オーダーシャツというと、『首まわりと袖丈を合わせるもの』、という印象を持たれている方も多いと思います。
首周り、袖丈、そこは当然必須ですし、既製品より首と袖が合うだけでも、ずいぶん着やすくなります。
ただ、シャツの着心地や見え方は、それだけでは決まりません。

肩の傾斜
前肩かどうか?
首の付き方
アームホールの大きさ
腕の左右差
手首の左右差
時計をするかどうか
時計をするのは右?左?
体の厚みや姿勢
そうした細かな要素が、実際の着心地に関わってきます。
たとえば首まわりひとつを取っても、単純に何センチという数字だけでは決まりません。
首が少し前に付いているので喉元が詰まりやすいく、
シャツの後ろは余っているのに、前だけ苦しく感じる方。
そういう方は、本来のサイズより大きなシャツを選んでしまいがちです。
すると今度は、身頃や肩まわりが大きくなり、全体がだらしなく見えてしまうことがあります。
どこかに合わせるとどこかが合わない。
既製だと、どうしてもどこかを妥協せざる得ないことはよくあると思います。
テーラー・ブレイズのオーダーシャツでは、
首まわりの寸法だけでなく、首の付き方や角度、台襟の高さ、襟の長さなども採寸時に確認して調整していきます。
見た目のためだけではなく
着ていて苦しくないこと、無理がないこと、自然であること。
それを大事にしています。

窮屈な感じは一切しないとのことです。
当店のオーダーシャツの特徴
テーラー・ブレイズのオーダーシャツは、
一般的なゲージ服から寸法を取るオーダーシャツとは異なり、より細かな採寸と体型補正を前提にしています。
首周り、肩幅、袖丈、バスト、ウエスト、ヒップ、手首、アームホール、胸幅、背幅などを確認し、お客様の体型に合わせてお作りします。
撫肩、いかり肩、前肩、首の付き方、前後のバランス、手首の左右差、時計の厚みなど、細かな部分もできる限り反映します。
特に大きな違いが出るのが、アームホールです。
アームホールとは、袖が身頃につく腕の付け根の部分です。
ここが合っているかどうかで、シャツの着心地は大きく変わります。
既製品のシャツは、多くの人が着られるように作られています。
そのため、アームホールは大きめになりがちです。
立っているだけなら、それほど気にならないかもしれません。
ですが、
腕を上げる。
前に出す。
ジャケットを着る。
車を運転する。
食事をする。
そうした日常の動きの中で、シャツが引っ張られたり、裾が上がったり、袖がずれたりします。
当店のオーダーシャツでは、お客様一人ひとりのアームホールを確認し、腕の動きに合わせて設計します。
フィッティングの際にお話を伺いながら調整していきます。
アームホールが合う、というだけで見た目も綺麗な上に、想像以上に動きも楽になります。
これは一度着てみると、とても分かりやすい部分です。

少し動いても元の位置に戻りやすい設計となっています。
渾身のオーダーシャツ、いかがですか?
一人の職人が、裁断から縫製まで担当します
当店のオーダーシャツは、一人の職人が裁断から縫製までを一貫して担当します。
大量生産のように、いくつもの工程を流れ作業で進めるシャツとは異なります。
採寸内容を反映して、一着ずつ仕立てていきます。
そのため、通常のシャツよりもお時間はいただきます。
すぐに何枚も仕上がるものではありません。
けれど、シャツは本来、それくらい丁寧に作られる服だと思っています。

首に触れ、肌に触れ、毎日の動きについてくる服。
そして、スーツやジャケットの印象を内側から支える服。
そう考えると、シャツは決して脇役だけではありません。
手首と時計まで考えて作るカフス
シャツの袖口、つまりカフスも重要です。
たとえば、左手に腕時計をされる方。
時計の厚みがある方。
左右で手首の太さが違う方。
袖口をすっきり見せたい方。
時計に少しかぶるように見せたい方。
こうした好みや生活習慣も、シャツの設計に反映できます。
既製品の場合、左右のカフス寸法は基本的に同じです。
しかし実際には、腕時計をする側だけ少し余裕が欲しいという方も多くいらっしゃいます。
テーラー・ブレイズでは、手首の寸法を測り、時計の有無や厚みに応じてカフスまわりの余裕量を調整することができます。
小さな部分ですが、日常的に着るシャツでは、この差が快適さにつながります。

素材の良さも、肌で分かります
シャツは肌に直接触れるものです。
だからこそ、素材の良さもとても大切です。
見た目の美しさだけではありません。
触れたときのなめらかさ。
着たときの軽さ。
通気の良さ。
洗いを重ねたときの風合い。
襟や袖口の表情。(襟型や袖が選べるのも醍醐味です)
良い生地には、やはり良い理由があります。
テーラー・ブレイズでは、日常的に使いやすい国産生地からインポートの上質な生地まで、ご希望に応じてお選びいただけます。
シャツは消耗品のように思われがちですが、きちんと選んだ一枚は、日々の装いを静かに支えてくれます。
毎回特別なシャツである必要はありませんが、自分の基準になる一枚を持っておくと、服の見え方は格段に変わります。


もちろん裾のデザインも選べます。
強い撫肩なのに『たすきじわ』が全く出てないのはオーダーシャツだから出来る補正です。
既製の高級シャツも素晴らしい。けれど、役割が変わりました
私自身も、これまでいろいろなシャツを着てきました。
相当数、購入してきました。
ルイジ・ボレリやフライのような、イタリアの高級シャツには
生地の雰囲気や独特のカッティング、イタリアらしい軽さと色気など
それぞれに魅力があります。
そういうシャツを着る楽しさは、もちろんあります。
例えばオフの日にナポリの既製服メーカーのジャケットを着る時は、そのテイストに合わせて、同じナポリの既製のシャツを合わせることもあります。
服は、正解だけで選ぶのは勿体無い。
気分やテイストで選ぶ楽しさもあります。
ただ、オーダーのスーツやジャケットにきちんと合わせるシャツとしては、私自身、今ではオーダーシャツが基本になりました。
スーツを美しく見せる下地として、着ていて楽な設計、気分が上がる生地、色んな襟型でも作りました。
シャツが上質だと、ウエストコート姿でもブレイシーズ姿でもジャケットを脱ぐことに躊躇しません笑
個人的には
オーダーシャツの快適さを知ってしまうと、既製シャツはどうしても“雰囲気を楽しむもの”や“ラフに着るもの”という位置づけになります。
もちろん、それは既製シャツを否定しているわけではなく、用途や気分によって変える楽しみ方があるということです。
ただ、体に合わせて作ったシャツには、また別の価値があります。
それは、ブランドの名前とは違うところにある価値です。
価格は25,000円から。高級既製シャツと比べても合理的です
インポートの高級既製シャツでは、5万円、6万円、時には7万円、10万円近くするものもあります。
最近は例に漏れず高騰中。
もちろん、欧州の一流シャツブランドには、そのブランドならではの魅力があります。
生地、縫製、雰囲気、ブランドの世界観。
それぞれのブランドの特徴的な形や風合いも素晴らしいです。
一方、テーラー・ブレイズのオーダーシャツは、25,000円(税別)からお仕立ていただけます。
生地によって価格は変わりますが、
当店で扱う中でも最上位クラスであるDavid&John Anderson(デビット・ジョン・アンダーソン)の生地を使用した場合でも、5万円台前半です。
そしてもちろん私がしっかり採寸いたします。
そのデータを元に、一人の職人が一手に担って作り上げ、襟型やカフス、裾のデザインなど選び、時計や体型の癖まで反映できる事を考えたら、
当店のオーダーシャツは『価格と商品のバランス』とても合理的な選択肢ではないでしょうか?

とはいえ、正直言いますと、
装うことがお好きな方は高級既製シャツ、当店のオーダーシャツ、是非どちらも楽しんで頂きたいと思います。
何事も経験から得るものは大きいですし、自分が好きなもの、気になるものを試す。
そして自分に合うもの、求めるものをブラッシュアップしていく。
その過程を経て得た知性も装いに現れるからです。
でももし、
動きにくさや窮屈さが悩み、快適なシャツをお求めという方、ジャストフィットのシャツが欲しい方、スーツの下地として収まりの良いシャツを試してみたい方、には
当店の『オーダーシャツ』は本当にお勧めです!
一度着ると、手放せなくなります
着心地良くてついつい出番が多い、そんなお声も頂いており、大変好評です。
多くのお客様がリピート購入してくださっています。
自分だけのオリジナル、世界に一枚のいわばビスポークシャツ
体に合ったシャツは、特別な主張をしませんし、派手に見えるわけでもありません。一目で誰かに褒められるとは限りません。
けれど、着ている本人には分かります。
地味だけど良質で本物。そんな感覚です。
『シャツの概念が変わる』
お客様にとってそんな経験になれば幸いです。

なので、この後ジャケットを脱いでシャツ1枚になってもカッコ良いです!映画(スカイフォール)では軍艦島(実際はセットらしいです)に行くシーンで見ることが出来ます。
福岡でオーダーシャツを仕立てるなら、ぜひ一度ご相談ください
テーラー・ブレイズのオーダーシャツ、気になる方はぜひ!
ご予約、お問い合わせお待ちしております。
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