ちょいフォーマルなスーツには『シングルピークの3ピース』をオススメします!

ちょいフォーマルなスーツには
『シングルピークの3ピース』をオススメします!

前回の続きです。

通年着れるフォーマル寄りのスーツをご検討されているお客様には『シングルピークの3ピース』をオススメいたします!

理由は2つ。
◉普段によく着られている※ノッチドラペルより、タキシードやモーニング等に使用されている※ピークドラペル(剣襟)の方がドレッシーな印象になります。

※ノッチドラペル
※ピークドラペルのタキシード

◉250〜300gms程度の4シーズン及び3シーズン着用できる服地の3ピーススーツであれば、ベストを着たり着なかったりすることで年間を通しての寒暖差に対応出来ます。

デザインの選択は以下の通り。
◉ジャケット
・フロントボタンの数(1個・2個・3個)
・腰ポケットの仕様(フタあり・フタなし・スラントポケット・チェンジポケット付)
・ベントの有無
◉ベスト
・シングルか? ダブルか?
◉トラウザーズ
・サスペンダーで吊るか、ベルトで締めるか?
・プリーツを入れるか、入れないか?
・裾の仕上げはシングルか、ダブルか?
以上が決まれば完璧です!

ただ注意する点が1つ。
先に述べたようにピークドラペルはドレッシーな印象を与えてしまうので、ビジネスシーンではちょっと場違いな場合もありますのでお気をつけください。
例外として、お仕事の日に着替える時間がなく、こちらの方のようにパーティーに出席される場合は仕方ないでしょう(笑)

『パーティー行かなあかんねん』by MR.BATER

次は『シングルピークの3ピース』を着た著名人とイラストの紹介です。

イギリスの政治家、同国第64代首相『Mr.シングルピーク』こと『アンソニー・イーデン』
Netflix『ザ・クラウン』を見ればどんな人だかわかります。
アニメ『スパイファミリー』の『イーデン校』はこの人からきてる???

ちなみにこの方の出身校は『イートン校』です。
写真集『SHARP SUITS』
1930年代隆盛を誇ったギャング映画スター『ジェームズ・ギャグニー』
短い丈のジャケットにバギーパンツ、まさに30’sスタイル。
今、まんまやるとコスプレになるのでご注意を!

写真集『DRESSED TO KILL』
ダブルのベストを着た、アメリカ合衆国の名優『ゲーリー・クーパー』
身長190cm、体重84kg。本当にこの人はかっこいい!
写真は1931年に撮られたもの。
写真集『Hollywood Unseen』
こちらもアメリカ合衆国の名優『クラーク・ゲーブル』
映画『風と共に去りぬ(1939年)』のレット・バトラー役はこの人しか考えられません。
写真集『The ELEGANT MAN』
海外ドラマ『SUITS/スーツ』より、ガブリエル・マクトが演じたニューヨークの敏腕弁護士『ハーヴィー・スペクター』
チェンジポケット付きのワイドラペルのジャケットで一目で『TOM FORD(トム フォード)』のスーツだとわかります!
イラスト集『Men in Style』
雑誌『Esquire(エスクァイア)』にファッション・イラストレーター『ローレンス・フェロウズ』がイングリッシュ・ドレープ スーツを描いたイラスト。
イラスト集『MAN’S FASFION』
30代前半に某セレクトショップで買ったイラスト集。
その頃、このシングルピークのジャケットにダブルのベストが、やたらカッコ良く思ったことを記憶してます。

最後に当店のお客様のお仕立て上がりの画像です。

2B 腰ポケット,フタあり 100%ウール
2B 腰ポケット、フタなし 100%ウール
1B 腰ポケット、フタなし 共生地くるみボタン 100%ウール
1B 腰ポケット、フタなし
画像では黒に見えますが、ミッドナイトのウール/モヘア

以上、『シングルピークの3ピーススーツ』のご紹介でした。
フォーマル寄りのスーツをオーダーされる際、参考にしていただけると幸いです。

この記事を書いた人

テーラー・ブレイズ