最後の2着!
『Taylor&Lodge』
のアーカイブブレザー
前回3月のブログで書きました廃業が決まっているTaylor & Lodge (テーラー&ロッジ)の服地。
前回はフランネルとモヘアでしたが、今回はブレザーにぴったりな服地が入荷しました。
私も個人的に大好きな服地で自分用に1着欲しいのですが、今回2着分しか入荷しませんのでここはもちろんお客様優先ですので素直に諦めました(笑)。・・・ですので、『ネイビーブレザー、欲しかったんだよね!』ってお客様には即飛びついていただきたいオススメの服地です。
もうブレザーならこれしかないだろう!と思うほどです。
しかも残念ながらもう今後織られることがないテーラー&ロッジのホップサック生地。
ざっくりとした質感でしっかり織られているので耐久性が高いのも特徴です。
シワになりにくくハリがあるのでとても仕立て映えします。
ガンガン着ても10年は余裕で使えます。カッコよくて仕立て映えして長持する。“神”服地の1つですね!
しかしながらこんな素晴らしい良品なのに今地球上にある現存する服地で終わり。
そう思うと今のうちに手に入れておきたい、そんな気持ちになります。
テーラー&ロッジのように1800年代に創業され、天然素材しかない、人の手でしかモノが作れなかった時代の技法を受け継ぎ、気が遠くなるような工程で、多くのベテランの職人の手で1つ1つ作られる。本物と呼べる服地の織元が廃業するのは残念です。
売れるものを量産したい、そんな資本主義の流れは仕方のないことですが、ファストファッションには到底マネのできない『人のために人によって作られる、そしてそれを着る者は5年10年と共に時間を過ごしていく』
体の一部になり思い出の一部になっていく、そんな風に使い捨てではない、そんな仕立て服をお客様には楽しんで頂きたいと思います。
そして今回のこの服地、もう1つ提案がございまして、せっかくですのでハンドメイドのビスポークでのお仕立てをオススメしたいと思います。
全世界の全男性が持つべきアイテムの1つのネイビーブレザー。シングル、ダブルはお好みで。
画像で一例をご紹介いたします。
今回はテーラー&ロッジのホップサックですし、流行に左右されることなく長く着ることが出来る服地だからこそ、そして着用場面が多く、いろんな着こなしができるネイビーブレザーだからこそ、ビスポークでのお仕立てはいかがでしょうか?
皇太子時代のチャールズ英国王。父君のエジンバラ公爵フィリップ王配も着ていた8個ボタンのダブルのブレザー、『ビスポーク』ならお仕立てできます。
400gオーバーのハリのある重たい生地を手縫いで柔らかく縫うととても仕立て映えします。
着れば着るほど体に馴染み自分のものにしていく感じや、10年余裕で着用できるとなればコスパ的にも十分に見合う価値があります。
ビスポークの醍醐味を味わうにはぴったりの服地です。
初めて『ビスポーク』でご注文される方にはブレザーからですとご予算的にもハードルが下がりますし、入門編には良すぎるくらいの服地ですが最初の一枚にふさわしいと思います。
『ビスポーク』が一押しですが、もちろん『メードトゥメジャー』でも素晴らしい仕立て上がりをお約束します。
お色も濃過ぎず、明る過ぎず、ちょうど良い感じのネイビーブルー。個人的にブレザーは黒に近いダークネイビーより少しだけ青みがある方が色気があって好きです。
ボタンはオプションなしであれば国産のゴールドとシルバーのメタルボタンとなりますが、別途料金はかかりますが※『RICHARD JAMES WELLDON (リチャード ジェームズ ウェルドン)』のメタルボタンもご用意出来ます。
※リチャード ジェームズ ウェルドンは1826年設立の英国で最も古いテーラー用装飾品商人の 1 つです。サヴィル・ロウをはじめとする高級テーラーに最高品質の装飾商品を提供しています。
Taylor&Lodge『THE ICONIC COLLCTION』ARCHIVE BLAZER(2着分)
100% Wool 420gms Made in England
◉Made-to-Measure
・Standerd ¥137,500〜
・ Exclusive ¥165,000〜
◉Bespoke ¥313,500〜
色・織り・重さ、全てにおいてこれ以上のブレザー用の服地はありません!
このネイビーブルーは本当に最後の2着です。
皆様のご来店、お問い合わせ、心よりお待ちしております。