『カルロ・バルベラ』のオールシーズンバンチブックがリニューアル!

『CARLO BARBERA(カルロ・バルベラ)』の
オールシーズンバンチブックがリニューアル!

本日届いた『CARLO BARBERA(カルロ・バルベラ)』のオールシーズン・スーツ用バンチブックの紹介です!

今回で4回目のリニューアル。

全104色柄
Super140’s Wool 100%
250〜270gms 
◉2ピース・スーツ
MTM ¥137,500〜
BESPOKE ¥363,000〜
◉3ピース・スーツ
MTM ¥176,000〜
BESPOKE ¥451,000〜

CARLO BARBERA
イタリア5大生地ブランド。
E・ゼニア、ロロ・ピアーナ、チェルティ、タリア・ディ・デルフィノと共に大変優良なイタリアの5大ミル(毛織物工場)の一つとして知られています。

カルロ・バルベラ社は1949年にイタリアのビエラ地方で創業し、比類のない品質とスタイルのウールとカシミアで極細の生地を生産し始めました。
カルロ・バルベラの生地は、自然の完璧さと調和に触発された美しさの縮図です。色の組み合わせの満足感、素材の柔らかさ、デザインのオリジナリティが特徴です。

『カルロ・バルベラ』コレクションは、ユニークで繊細な色感度を備えています。最もシンプルなものから最も手の込んだものまで、色はデザインと楽しく調和します。クラシックな生地はオリジナルの色合いとスタイリッシュに調和していますが、バランスとエレガンスのコンセプトに常に忠実です。

イタリアでもトップクラスの品質を誇りクラシコイタリアメーカーをはじめ世界の有名ブランドが注目する中2010年に『Kiton』に買収されました。

コレクションにおいても Kiton 社の方針がより強調され革新的な素材やカラーリングを強調するコレクションが多数作成されています。

現在では3代続く生地ブランド。
歴代当主の中で最も有名なのは、イタリア最高の洒落者と言われる2代目当主ルチアーノ・バルベラ氏。

個人的には同業でこの本を見たことないのは『もぐり』じゃないかと思ってる、アラン・フラッサー著『DRESSING THE MAN』にも歴代のウェルドレッサーと一緒に載っています。


私が『バルベラ』を最初に知ったのは生地ではなく、2代目当主ルチアーノ・バルベラ氏が主宰する既製服ブランド『LUCIANO BARBERA』のポロコートでした。
約30年程前、今は閉店してしまいましたが大阪の阪急三番街にあった『ナカガワクロージング』で見つけました。
値札の価格は5〜60万円、生地はかなりのヘビーウエイトのキャメルヘア。
それが10万後半のセール価格で販売されてました。
サイズは50、試着するとぴったりでどこも直しの箇所はなし。
20代半ばの私には、たとえセール価格とはいえ高額なものでしたが、背中にインバーテッド・プリーツが入った初めて見る本物のイタリアンなポロコートに魅了されてしまい即決でした😅

ディテールは、上の画像のご本人が着ているポロコートとほぼほぼ同じ。
このポロコート、実は知人に譲ってしまい、今となっては後悔しかないのです(泣)
その時、今の仕事をするとわかっていたら絶対にアーカイブとして手元に置いてました。

少し横道にそれてしまったので、本題に戻ります!

最近、特にご注文の多いオールシーズン着用できる生地でのスーツ。

当店でも、それ用のバンチブックは数多く揃えております。

◆左からホーランド&シェリー『クリスペア』『ペレニアルクラシックス』スキャバル 『ロンドナー 』

◆左からドーメル『アマデウス365』エスコリアル『トレド』

◆左からハリソンズ 『フロンティア』『リージェンシー』スタンドイーブン『パークレーン』

◆左よりE・ゼニア『トロフェオ』『15Mill Mill 15』カノニコ『4プライ・トロピカル』『モヘア・クワトロ』等、ロロ・ピアーナ『365』

タリア・ディ・デルフィノ『フォオーシーズンズ タイムレス』

などなど色んなバンチブックがありますが、特に『カルロ・バルベラ』のオールシーズン用バンチは価格と品質のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れています。

『10〜15万位で長いシーズン着れるスーツが欲しい』と言われたら迷わずこのバンチブックをご紹介しております。

というわけで、オールシーズン用のスーツをご入用の際は『CARLO BARBERA for all season』をオススメいたします!

この記事を書いた人

テーラー・ブレイズ