後ろ姿、気にしてますか?男の背中、大事です!

後ろ姿、気にしてますか?
男の背中、大事です!

実は正面と同じくらい見られてる後ろ姿。
ご自身の後ろ姿をちゃんと見たことがある方は意外に少ないのではないでしょうか?

当店では、採寸時やご試着の時には三面鏡を使ってお客様とご一緒に正面・横・後ろ姿を確認しております。

採寸する際、私の中での目指す『理想の後ろ姿』はコレ!

映画『トーマス・クラウン・アフェアー(1999年)』

“007”でおなじみのピアース・ブロズナンが演じたニューヨークに住む大富豪トーマス・クラウンの『後ろ姿』です。

この映画、オープニングから20分位まで間『後ろ姿』のシーンがかなりあります。

この後ろ姿、服地がウエストから腰にかけてはピタリと体に張り付きながらも、肩甲骨周りには適度なゆとりがあり、動くとなんとも色気のあるドレープ が出来ています。

今ですと、レンタルですが『Amazonプライム・ビデオ』で視聴できます。ぜひ動く映像で見ていただきたいです!

オープ二ング。自身のベントレー・アルナージで出社中。もちろん後部座席。
ちなみにS・マックィーンが演じた元祖トーマス・クラウンの愛車はロールスロイス・シルバーシャドウ 。
なぜか突然車を降り、メトロポリタン美術館に寄り道。
その後、出社。奥に見えるドアの向こうが彼の部屋。そこからマンハッタンを見下ろします。
そして、再びメトロポリタン美術館へ
お目当てのモネの絵画を盗み、何事もなったかのように美術館から立ち去ります。
右に見えるはマグリットの『人の子(顔がリンゴの山高帽をかぶってコートを着た男)』。後半のシーンでこの絵の意味がわかります。
劇中内での仮縫のシーン。この映画でP・ブロズナンが着たスーツやコートは全てミラノのサルト『ジャンニ・カンパーニャ』のモノ。
右にいるのはご本人、ジャンニ・カンパーニャ氏。ここでも鏡は三面鏡を使ってます!

次に一部ではございますが、当店でお仕立ていただいたお客様の『後ろ姿』をご紹介させていただきます。

服地:フォックスブラザーズ『クラシック・フランネル』400/430gms 14/15oz
服地:ハリソンズ ・オブ・エジンバラ『ファイン・クラシックス』370gms 11/12oz
服地:ハリソンズ・オブ・エジンバラ『オーバーコーティングス』560gms 20oz
服地:ウイリアム・ハルステッド『ブリテッシュクラシック』320/340gms
服地:ラバット・ミル『カークトン・ツィード』500gms 16oz
服地:フォックス・ブラザーズ『クラシック・フランネル』370/400gms 13/14oz
服地:スタンド・イーブン『パークレーン』280/300gms 10oz
服地:クリソルド 290gms
服地:ハリスツイード『フェザーウェイト』490gms
服地:フォックス・ブラザーズ『クラシック・フランネル』370/400gms 13/14oz
服地:ラバット・ミル『カーク・ツイード』500gms 16oz
服地:ダグデール・ブラザーズ『ロイヤルクラシック・ヴァンテージ』340gms 12oz
服地:ウッドヘッド 290g

自分では見えない後ろ姿。
そこには自然と生き様が現れます。

だからこそ手を抜いてはいけません。
逆を言えば後ろ姿一つでデキる男、頼れる男、自信に満ち溢れた男、を演出することも可能です。

男らしくセクシーでメリハリのある『理想の後ろ姿』を装いで表現することを得意とする当店で、スーツやジャケットをぜひオーダーしてみませんか?

この記事を書いた人

テーラー・ブレイズ