1着あれば心が整う
喪服のご案内
『最後のお別れに敬意を表し礼を尽くす』
準備は出来ていますか?
おはようございます。
本日5月10日
ゴールデンウィークも本当にあっという間に終わってしまいましたが、皆様はどんな連休でしたか?きっと有意義なお休みを満喫されたことと思います。
福岡では雨が降ることの多い連休ですが、今年は晴れましたので街は『どんたく』で賑わっておりました。
なんと230万人が訪れたとのこと。算出方法の謎はさておき(笑)
すっかりコロナ前に戻って嬉しい限りです。
当店も『どんたくセール』を開催しておりましたが、たくさんのお客様がお越しくださり、大変嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
今回は『喪服』のご案内です。
喪服?持っているし、関係ないかな?と思われる方もいらっしゃると思いますが、喪服の準備の重要性についての内容ですので再確認の意味でも是非最後までご覧ください。(3分で読めます)
最後に、限定4着になりますが税込10万円アンダーでお仕立て出来るおすすめの喪服用の服地のご紹介させていただきます。
ということで
『喪服を準備することの重要性について』私の経験を元に書いてみたいと思います。
喪服とは男性の場合、葬儀や告別式で着用するフォーマルスーツ。
私は現在57歳。初めての葬儀は社会人になってからでしたがそれから十数回参列しました。
身内や友人、仕事やプライベートでお世話になった方、多くの方と最後のお別れを経験しました。
悲しいことですが生きていると大切な方とのお別れは誰しも避けては通れないものです。
それも急に、突然に。です。
私が30代の頃でした。
急に親族側で列席し喪服を着ることになり慌てた経験がありました。
しばらく着ていなかった為、どこか古びていたスーツでもう少しちゃんとしていたかった、そう思ったことがありました。
大抵の場合、訃報を受けて混乱と悲しみの中、参列する事になると思います。
色んな思いが駆け巡りながらも、会場に着く頃には故人に最後に敬意を表したい、礼を尽くしたい、と直面する覚悟をするわけです。
そんな時に自分の服装に不安がある。それでは気持ちが散漫になってしまいます。
私の場合は親族として列席する立場でしたが、これは本当に後悔が残る経験をしました。
接する方は何も感じていないかもしれません。
でも私は参列する方への敬意や感謝、何より故人に対してどこか申し訳ないという気持ちが心のどこかにあったのを覚えています。
『結婚式やパーティと違い予定が決まっているわけではない、そんな急なお別れはない方がいいに決まっている。』そんな心理も働いて『喪服を積極的に準備しよう。』とは思えなかったのかもしれません。
それに30代だと他に欲しいものも多く、ついつい喪服は優先順位が低かったのでしょう。
でも、その自分では万全と思えなかった喪服での参列の経験から喪服を新調し、それ以来、定期的に状態やサイズをチェックするようになりました。
着る機会は少なくあって欲しい。
でも着る機会がある時は万全を期して自分の服装など気にせず集中して最後の礼を尽くしたいと思うからです。
喪服は単なる礼服の1つではなく、2度と会えない故人との最後の瞬間に着用する特別なもの、そう思うようになりました。
そして私は仕立て服を仕事にしている身ですのでお客様にも喪服の事前準備をお勧めしています。
事前に準備をしておくことで突然の訃報にもすぐに適切な服装で対応出来ることは精神的負担も軽減できると思います。
また、喪服を持つことは“人生に起こる不可避な部分に対する心構え”を持つことにもなります。
そしてどんな場面でもしっかりと『社会的役割を果たす責任感のある大人であること』を表す自己管理の一環とも言えるでしょう。
今回は喪服の服地のご案内ですが、喪服の新調をお考えの方や、持っているけどチェックしてみて不安がある方、ぜひ一度お気軽にご相談くださいませ。
NIKKE(日本毛織)
100%-WOOL
Made in Japan
◉Made-to-Measure
・Standard ¥93,500〜
・Exclusive ¥121,000〜
※限定4着 日本の葬儀に相応しい深みのある『漆黒』です。