Everyone loves
Glen-Check!
『みんな大好き
グレンチェック!』
先日、インスタグラムにも投稿しましたお客様のお仕立て上がりです。
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドがとてもお好きな方で、映画『No Time to Die(ノー・タイム・トゥ・ダイ)』のボンドのイメージで当店のオリジナルパターン『NEW BOND』でご注文いただきました。
お選びいただいた服地は英フォックス・ブラザーズの『GOLDEN FOX(ゴールデンフォックス)』
ウエイトは230/260gの春夏メインで着用していただける平織りの服地です。
受け取りの為にご来店、そしてご試着。
いや〜〜 それはそれはとても良くお似合いで、我ながらフィッティングもバッチリ。
会心の出来と思い、ほくそ笑んでおりましたら、
すぐさま『同じようなグレンチェックで秋冬用の3ピースを 。』とのお言葉!
ありがたや〜〜!!
で、お勧めしました服地はこちら!
英ダグデール・ブラザーズ『ROYAL CLASSIC-VANTAGE(ロイヤル クラッシック ヴァンテージ)』
目付は340g(12oz)で『サヴィルロウ アカウント』と呼ばれている52番双糸で織られためちゃくちゃ仕立て映えのする服地です。
白黒のグレンチェックにブルーの格子を切った、別名『プリンス・オブ・ウェールズ(イギリスの皇太子に与えられる称号)』。
ヴィクトリア女王の次のイギリス国王『エドワード7世』が皇太子時代にこの柄を好んで着ていたことからこの名前がついたとか・・・
余談ではございますが、この服地の名前『VANTAGE(ヴァンテージ)』と聞くと何を連想されますか??
私はボンド・カーにも使われている英アストンマーティン社が製造した『初代V8ヴァンテージから現行4代目のヴァンテージ』、そして現在のアストンアーティン復活の最大の立役者『DB7ヴァンテージ』を連想します。
確か、アストンアーティン社曰く『ヴァンテージ』とは優位性を意味する『アドヴァンテージ』からきていると何かの本かネットの情報で読んだ記憶があります。
なので、きっとダグデール・ブラザーズ社も『他の生地と比べてこの生地はいいんだぞー!』という優位性の意味を込めてネーミングしたのではないかと私は勝手に想像しております(笑)
本題の『グレンチェック』の話から外れてしまいましが、ここで各界の『グレンチェック好き』の方々をご紹介したいと思います。
◆貴族部門
先ほど登場しましたグレンチェックを流行らせた張本人『エドワード7世』
続きまして、そのお孫さん『エドワード8世ことウインザー公爵』
◆映画主人公部門
歴代『ジェームズ・ボンド』もグレンチェック好き!
新旧『トーマス・クラウン』もグレンチェックが大好き!
名言『Manners maketh man.(マナーが紳士を作るんだ)』の『キングスマン 』も・・・
◆往年のハリウッドスター部門
この3人に特に説明は必要ないでしょう・・・
『フレッド・アステア』
『ケーリー・グラント』
『ゲーリー・クーパー』
◆デザイナー部門
『ラルフ・ローレン 』
さすがデザイナー、シングル、ダブル共によくお似合いです!
◆芸術家部門
フランスの詩人『ジャン・コクトー』
画像は1948年にアメリカ合衆国の写真家アーヴィング・ペンが撮影したもの。
『俺、どお!』みたいな、ナルシスな感じがビンビン伝わってきます(笑)
◆ミュージシャン部門
最後はこの方!
スーツ大好き、ザ・ローリングストーンズのドラマー『チャーリー・ワッツ』
6つボタンダブルの下1つがけ、私も大好きな着方です!
昨年他界、今月8月24日が命日です。あ〜〜〜 本当に悲しい😭
過去から現在、年代や年齢、職業を問わず、色々な方に愛されてきた『グレンチェック』
無地やストライプはお持ちでも、グレンチェックはまだ〜という方も多いと思います。
当店ではスーツ、ジャケット、トラウザーズ、コート等、種類も豊富に沢山のグレンチェックの服地をご用意しております。
是非、今シーズンはワードローブの一つに取り入れてみられませんか?
お問い合わせ、ご相談、ご遠慮なくご連絡ください。
お待ちいたしております。